九重登山日記
ここでは私が九重登山をした時の事について書いていきます。まぁ日記みたいなものです。
2001-09-23(日曜日)
牧ノ戸峠〜中岳〜天狗ヶ城〜牧ノ戸峠
この頃になると九重連山も秋の色が濃くなり、登山道のあちこちにあるススキが日の光にまぶしいくらいに輝くようになります。
今回は2年ぶりに九州の最高峰・中岳に登ってみることにしました。牧ノ戸峠付近では穏やかな天候で気持ち良い登山が楽しめそうだと感じたのですが、久住別れを過ぎた頃から大変な強風となり、時折の突風で体が持っていかれるような状態となり大変な思いをしました。逆に中岳の山頂付近ではやや風が強い程度で風が収まったかのように感じたのですが、天狗ヶ城からの下山時には再び猛烈な風との戦いとなり、山の天候の局地性と荒々しさを久しぶりに感じた登山となりました。
三俣山
雲が猛烈な勢いで山頂を通過していました。今考えるとまさに頂上付近での強風を予期できるような現象でした。
朝日に輝くススキ
牧ノ戸登山道は両脇にススキが大変多く、朝日に照らされ眩しいほどに輝いていました。写真手前から奥にかけて真っ白に輝くススキの中に登山道が続いています。
稲星山と祖母山系
中岳の山頂よりの撮影です。手前の稲星山を含め九重山系は女性的な優しい山ですが、一方で奥に見える祖母山系は男性的で荒々しい山だと思っています。
御池(みいけ)
中岳・天狗ヶ城のすぐ下には満々と水を蓄えた池があります。多少ですが独自の色を持っているようで神秘的に見えますが、近くに行くと水際にはたくさんの泡が打ち寄せていて飲みたいとは思わなくなります(多分飲めないと思います)。なお大船山の山頂付近にも御池があるのですが、中岳の方を「みいけ」、大船山の方を「おいけ」と呼ぶのが一般的なようです。