九重登山日記

ここでは私が九重登山をした時の事について書いていきます。まぁ日記みたいなものです。


2001-08-05(日曜日)

牧ノ戸峠〜久住山〜牧ノ戸峠

夏は暑さのせいで登山する気力があまり沸きません。で、今回は初の夜登山を決行しました。

牧ノ戸峠についたのは前日の夜9時前でしたが、ちょうど毎年この時期に開催されるナイトハイクの人達が休憩中で、夜にしてはかなり賑わっていました。その後車中泊。

翌日3時前に起床し出発。この時期は夜登山をする人が結構いるのですが、何故かその日は牧ノ戸コースを登っていたのは私を含め2人だけだったようで、かなり寂しい登山となりました。特に私が最初の登山者だったためコース前半の藪中を通るさいの蜘蛛の巣の凄さには閉口ものでした。次から次に特大の蜘蛛の巣が顔面を直撃し、まとわりついて気持ち悪かったです。満月の夜だったため開けた場所では地面は比較的良く見えるのですが、ちょっと月明かりがなくなると辺りは漆黒の闇となりヘッドランプは必需品です。

予定よりも少し遅れ気味で西千里に差し掛かると、なんと下山者を発見(まだ5時前!!)。話によると21時から登り始めてピーク巡りをしてきたとの事。これにはさすがにビックリしました。星生崎につく頃には空も明るくなり始め東の空には明るく輝く明けの明星と木星が仲良く並んでいました。

山頂についたのはちょうど日の出の時刻。大船山の山頂から登る日の出を熱いコーヒーを飲みながら満喫しました。


星生崎と金星&木星

夜明け前、空が薄っすらと明るくなり始めた頃の写真です。山は星生山の山腹、その上に金星と木星がよく見ると写ってはいるのですが・・・・(^_^;;;)。ピーク巡りの下山者とあったのは、この頃です。


久住山頂から見た日の出

この日はちょうど大船山の頂上付近より日が昇ってきました。日の出時の分単位での空の色の変化が楽しめました。


対峙

日の出の撮影が終わった後、ふと反対側の空を見てみると、没する前の月が見えていました。月光から日光への空や山々の色合いの変化。なかなか感動するものがあります。


夜明け

この時期は夜明け前が一番大気の状態が安定します。硫黄山から立ち昇る噴煙も鉛直の上昇し消えていきます。